
石版印刷でグリーティングカードを作ってみませんか。
小さな石の上
あなたの気持ちを
かたちにして
開催日時
【日時】2025/11/15(土)10:00-12:30の回 / 14:00-16:30回
*各回、所要時間2時間半です。
開催内容
石に絵を描き、印刷します。
もし、絵を描くことがあまり得意でない方は
植物を版にして印刷することができます。
【描画について】
描画方法は2種類ご用意しています。どちらかお一つをお選びください。
1)直接描画法
ダーマトグラフという油性の鉛筆で、直接、石に絵を描く方法です。

2)スタンピング
絵を描くことが苦手な方でも大丈夫。素材を用いて描画します。

描画したものが「版」になるように、製版をします。
製版後、石版にインクをのせて紙を置いて、印刷します。
インク色は、赤、青、緑、オレンジ、茶色などを予定しています。
色を変えつつ、5枚ほど刷ることができます。

出来上がった印刷物と石版をお持ち帰り頂きます。
【使用する石のサイズ】
4cm×5cmくらいの小さな石
【費用】5,800円
(材料費・描いた印刷物/石のお持ち帰り込。当日現金にて)
【持ち物】エプロン・持ち帰り用のA4サイズが入る袋。
【参加までにご準備頂きたいこと】
使用する石に描ける大きさで、クレヨンで描く程度の図案を考えてきて下さいませ。
【ご参加頂ける方】
高校生以上の方を対象とさせて頂きます。
ご予約について
満員御礼となりましたら、キャンセル待ち受付とさせて頂きます。
ワークショップをガイドする人
■稲田 大祐
相模女子大学 学芸学部 子ども教育学科 教授。
多摩美術大学卒業(版画専攻)、同大学院(版画専修)修了後、私立小学校図画工作専科教諭、同附属幼稚園で年絵画工作指導を務めた後、メルボルン(豪州)に留学しRMIT大学大学院で石版画を再び学ぶ。NHK 朝ドラ『らんまん』石版印刷指導 担当。
でんぷん糊を用いた「紙平版画」「簡易木平版画」を開発。版画や科学工作の講師、絵本監修者として活躍。稻田醍伊祐の名で造形作家としても活動している。
いなだ石版印刷所Insta:https://www.instagram.com/inada_print/
■稲田 恵理子
多摩美術大学卒業(版画専攻)、同大学院(版画専修)修了。
私立高校デザイン科講師を12年務める。版画とともに、1995年頃より吹きガラス製作も行う。
■鶴身 知子
鶴身印刷所家主。曾祖父の代で立ち上げた石版印刷所を継ぎ、4代目となるも、経営上、印刷業を廃業にする。その後、戦前の建物(元工場)をリノベーションし、2018年からものづくりの方が集まる文化複合施設として運営を始める。
石版印刷は稲田先生に教えて頂き、4年程。石と少しずつ仲良くなり始めている。
石版印刷のワークショップに参加頂いた方々のご感想
通常開催のワークショップに参加頂いた方からのご感想を抜粋します。
・石版印刷でポストカード作りのワークショップ(印刷所共催の別イベント)が楽しかったので、参加したいなーと思ってました。絵心がないので、無謀かなと躊躇してましたが、何でもチャレンジが必要かなと思い申し込みさせていただきました。
ワークショップにおいて「特にここが良かった!」という点はありますか?
・未経験者でも取り組みやすいかたちで、絵を描くところから刷るところまで工程を体験できて良かったです。文章で工程を読んでも、化学反応のことなどイメージできなかったので、「ここでこれを使ってこういう反応があって、こうなる」みたいなことがなんとなくですが認識できました。
自宅で出来るように考えられているのも素敵だと思います。
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・ワークショップ中に、戸惑っているのを察知して下さり、丁寧に教えて下さったこと。
質問にも気さくに答えて下さり、石版印刷に更に興味を持てました。
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・印刷機がなくても、自宅でも出来るんだ、という点が目から鱗でした!
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・少人数で講師の手厚い手解きを受けられたこと。
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・学生時代の図画工作の時間みたいで何かを作る事はとても楽しいです。

主催より
今回は、石版の原理を学ぶというよりかは
石を使って身の回りのものを作ってみませんか?
ということに焦点を当てたい会です。
時節柄、お手紙を送ることが多くなってくると思います。
石版を用いて作るカード。
ご自宅でも引き続き、刷って頂けるよう
アフターフォローも致します。
