
内容
石版印刷のワークショップです。
小さな石版を自分で磨き、そこに描き、製版し、印刷します。
「研磨、描画、製版、刷り」という、石版印刷の一連の行程を体験することができます。
出来上がった印刷物と石版は、お持ち帰りいただけます。
*今回から、研磨→描画→製版のあとに、休憩を30分設けます。
お茶とcomecoLABOさんのお菓子を召し上がって頂いたのち、刷りの行程に入ります。
開催日時・費用など
【日時】2023/10/28(土)-29(日)
午前の回:10時-12時半 午後の回:14時‐16時半(各回8名まで)
*所要時間2時間半です。途中、お茶の時間を挟みます。
【費用】6,500円
(材料費・完成後の小さな額・描いた印刷物/石のお持ち帰り込。
お茶とcomecoさんのおやつ付・当日現金にて)
【持ち物】エプロン・持ち帰り用のA4サイズが入る袋
【ご準備頂きたいこと】
クレヨンで描く程度の図案を考えてきて下さいませ。
*使用する石は8cm×10cmくらいです。そこに描ける大きさとなります。
【ご参加頂ける方】
今回は高校生以上の方を対象とさせて頂きます。
*次回以降で中学生以下の方を対象とした回を設ける予定です。
ワークショップについて、もう少し詳しく話すと
今回、ワークショップで使用する石版(石灰石)は大小あり、平均すると8cm×10cmの大きさです。
かたちはさまざまで、長方形のものや、台形のものがあります。
お好きなものをお選びください。

そこに描き、描画したものが「版」になるように、製版をします。
製版後、石版にインクをのせて、紙を置いて、印刷します。

黒色のインクで印刷すると、このような感じです。

インク色は、上記写真内の4色程度を予定しています。
色を変えつつ、3枚刷ることができます。
出来上がった印刷物と石版をお持ち帰り頂きます。
ワークショップをガイドする人
■稲田 大祐
相模女子大学 学芸学部 子ども教育学科 教授。
多摩美術大学卒業(版画専攻)、同大学院(版画専修)修了後、私立小学校図画工作専科教諭、同附属幼稚園で年絵画工作指導を務めた後、メルボルン(豪州)に留学しRMIT大学大学院で石版画を再び学ぶ。
でんぷん糊を用いた「紙平版画」「簡易木平版画」を開発。版画や科学工作の講師、絵本監修者として活躍。稻田醍伊祐の名で造形作家としても活動している。
いなだ石版印刷所Insta:https://www.instagram.com/inada_print/
■鶴身 知子
鶴身印刷所家主。曾祖父の代で立ち上げた石版印刷所を継ぎ、4代目となるも、経営不振からすぐに印刷業を廃業にする。その後、戦前の建物(元工場)をリノベーションし、2018年からものづくりの集まる文化複合施設として運営を始める。
石版印刷は稲田先生に教えて頂き、3年程。石と少しずつ仲良くなり始めている。
ご予約について
満席になり次第、締め切りとさせていただきます。