営業日
ワインバーとしての営業はしばらくお休みします。
内容
〇vin nature(ナチュラルワイン)
〇nanameのテイスティング(1種からどうぞ。5-6種ほど用意しています)
〇ニキのお野菜屋の野菜を使ったお料理
〇その時々のものでつくるアテ
〇メニュー内の一部のお料理お持ち帰りも予定しています。
vin nature(ナチュラルワイン)とは
「ナチュラルワイン」とは造語であり、ある一定の定義はないのですが、あえて言うなら
今まであったワインの解釈を自由にしたものです。
・葡萄を有機栽培もしくはそれ以上に自然な環境で栽培する
・野生酵母で発酵させる
・酸化防止剤を入れない、もしくは少量の添加
ワインの解釈を自由にしたからこそ、この3本柱で表現されることが多くなりました。
店主自身、まだまだわからないことだらけですが、ワイン造りをしてみて思うことは
「何も入れないワインのほうがその人の味がする」と言いますか、考えや気持ちが反映されやすいワインになっているように思いました。
コントロールするものがなければないほど、人が見たり触ったりする時間が増えます。
“酵母”、”菌”という目に見えないものと対峙し、彼らとどう関わるのか。
造り手が彼らと共に過ごした時間がワインに表れているように思います。
自分自身、そのようなワインを造ること。
そして、できる限り、そんな造り手の顔の見えるようなワインを扱って行きたいと思っています。
海外の生産者はなかなか会うことはできませんが、「このワインを造った人はどんな人なんだろう」と考えてみるのも面白いかもしれません。
nanameの考えていること
■VIN NATURE & CUISINIER naname
自身が醸造したものと、日本国内、ヨーロッパを中心としたナチュラルワイン、素材を活かしたお料理をお出しします。
次の日に残らないような、ちょっと元気になるような、そんなワインやごはんを中心に出して行けたらと思っています。
造る人、仕入れる人、売る人、使う人、飲む人
今、見て感じること、これから感じることを、少しでも伝えて行ければと思います。
答えは一つでもあり、それぞれにもある。
いろんなものをキャッチできるような店主でありたいです。
ワインを選ぶのって難しいと思われがちですが、ラベルや色を見たりして、「今日の気分はこれ」とか、「今日はこんなのが飲みたい」とか、CDやレコードを選んだり聞いたりする感覚で選んでみてください。
お気に入りのワインに出会えるかもしれません。
この会に寄せて(印刷所より)
nanameさんがセレクトするナチュラルワインを頂くとき、毎回、雪のようにまっさらな自分になる気がしています。
もしくは、まっさらな自分で向き合っている、と言うか。
遠方であっても、ワインの造り手さんの畑や醸造所へ足を運び、体感しているからこそ話せる「言葉と感覚」をnanameさんはお持ちで
そうやってサーブされたワインの味から見える、「人」と「土地」。
まるで、新しい友人に出会うような時間です。
また、食材においても同様、育ったバックグラウンドを理解しているからこそ、そこにある要素をコントロールするのではなく、最も伝わる方法で料理されているのだと思います。
ぜひ、皆様のお越しをお待ちしております。
ナチュラルワインやお料理、nanameさんのお話とともに、この会があなたにとっての良き時間となりますよう。