鶴身印刷所
イベント

生きた建築ミュージアムフェスティバル2025

創業者である曾祖父が手掛けた、約90年前の石版印刷による印刷物をはじめ、関連物の展示をします。 石版印刷体験と座談会、館内案内も行います。

鶴身印刷所

開催日時

2025/10/25(土)
展示→12:00-17:00
石版印刷体験→12:00-17:00
座談会→14:00-15:30
館内案内→17:00-18:00

石版と人とのあわいにあるもの-石版印刷による印刷物・関連物の展示-

戦前の印刷物の他、石版や、原版と呼ばれるたった1つしかない木版、金属版。
戦後間もない頃の色見本帳、100年前のフォント集や、国内・海外の印刷辞典も展示します。
パッケージデザインに携わっている方やイラストを描かれる方などに有用かと思います。

石版印刷を体験してみる。

石版での印刷体験をして頂けます。
今回はとあるご縁でやってきた、昔の石版を刷ってみます。

絵柄は「共通入浴券」です。だいたい3cm×4cmくらいのものです。

■開催時間
12:00-17:00(16時半で受付終了)

■参加方法
随時受付(予約不要)。

■参加費用:500円

・紙は印刷所でご用意していますが、持ち込みも受け付けます。
表面が平滑で厚めの紙がおすすめです(版画用紙、または水彩紙など)。

水分でうねる、しわが寄る、書道用半紙のように水に弱く薄いものは不向きです。
薄くても雁皮紙のように繊維が細かく、水に強いものならば使用できます。

・布類の持ち込みも受け付けます。
おすすめはTシャツの生地です(やわらかいものは刷りやすいです)。
デニムやキャンバス地は、かすれると思います。

座談会-この町と、この場所と-

印刷所がある城東区新喜多。この地域の変遷を紐解くべく、日日建築設計室一級建築士(同ヘリテージマネージャー)高柳春香さんとスライドを交えて座談会を行います。

前半はこの町の歴史を振り返り、後半は今、ここにある私たちの「町」について、みなさまとお話ができれば幸いです。

■開催時間
14:00-15:30

■参加方法
当日先着(予約不要)
開始15分前から印刷所1階にて受付します。

■定員
20名様まで

■参加費用:500円

高栁春香さんプロフィール

髙栁春香|一級建築士/ヘリテージマネージャー 日日建築設計室 主宰

住まいや暮らしに寄り添う設計と、まちの記憶を生かした建物活用に取り組んでいます。 子育て期を経て、今は仕事の軸を広げながら、リノベーションから歴史的建築の調査まで幅広く実践中。

人と建物、土地の記憶を丁寧につなぎ、 その場所に流れる時間を未来へ受け渡していけるような場づくりを目指しています。

日日建築設計室について|Haru

印刷所へようこそ!-印刷所館内案内-

空間・施設について

印刷所内の建物説明から、リノベーションに至ったお話まで
お越し頂く方のご質問にもお答えしながら、館内をご案内いたします。

■開催時間
17:00-18:00(30分から1時間)

■参加方法
10分ほど前に印刷所1階にお集まりください(予約不要)。

■定員
15名様まで

家主プロフィール

ニッカウヰスキー社のラベルを手掛けていた印刷工場、鶴身印刷株式会社4代目。

2015年に事業を継ぐも経営上、印刷業を一旦廃業にする。小学校の講堂だったという逸話もある工場を改修後、ものづくりの人々が集う施設として再開。大家業を営みつつ、企画運営、古道具の回収・販売、田畑の開墾から耕作、竹林整備、八百屋まで行っている。

戦前から曾祖父が生業としていた商業としての石版印刷をゆるっと継ぎ、「腹巻にも石版で印刷する」印刷工としてゆるっと活動中。

comecoLABOさんが営業しています。

この日は印刷所1階でお店をされているcomecoLABOさんの営業日です。

米粉パンの販売とカフェ
営業時間:12:00-17:00

ランチはご予約制です。
詳細はインスタグラムから、ご予約はLINEからお願いいたします。

comecoLABO:LINE公式アカウント / Instagram